あなたは大丈夫?たんぱく質不足は若い世代にも当てはまる
千葉県松戸市新松戸(南流山駅から一駅)
脱・初心者さん向けパン教室
ふろむすくらっち ユウコです😊
都内にて高齢者向けの低栄養予防講座のスタッフとして参加してきました。
今回のテーマは「飲み込む力を維持して肺炎予防」。
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)ってご存じですか?
お食事の時などに食道ではなく気管のほうに食べ物が誤って入ってしまい、
炎症を起こして肺炎になるというものです。
若いうちならゴホッゴホッってやると出せるんですが、高齢になるとその力が
弱まって出せなくて。。。ということも多いのです😢
口腔講座では、その誤嚥性肺炎と予防について、のどを鍛える話やお口のケアの話、
そして栄養講座ではフレイル(虚弱)予防と栄養バランスの良い食事、タンパク質の摂り方とその質について。素材の噛みやすさについて、とたっぷりの内容でした。
「きゅうりの切り方で噛みやすさや噛む回数が変わってくるんですよ~」の説明に使った
切り方のサンプル↓
栄養に関して言えば、結論「バランスの良い食事を心がけようね」ということなんですが、
「バランスの良い食事」って漠然としていて、すごくあいまい。
何をどれだけ食べたらいいのか、というそこが問題なのよ。
だから、毎回登場する「10食品群チェック表」で具体的に示していきます。
多くの参加者さんはタンパク質の摂取量不足しています😣
皆さん、頑張っていろいろ考えて食事に気を使って生活してくださっているんですが、
やはり若いころよりも食べられなくなっていたり、最近ではコロナの影響でお散歩など外出の機会が減ってしまい、運動量が落ちて以前よりもおなかが空かない、などけっこう深刻。
摂取量も減って、年齢により吸収率も落ちているのでなかなか難しいところです。
40~50代のころに「野菜は身体に良いからたくさん食べようね」という言葉を何回も聞いていたので、野菜は意識して摂ってる方たくさんいるんです。でも、
同時に「メタボにはきをつけよう」とも聞いてきたので、そのまま65歳を超えてもを主菜(タンパク質源)抜いてしまったり、ちょびーっとしか食べていない方が多い。
実はこれって高齢者だけでなく若い世代にも意外と当てはまっていて、毎食、タンパク質源となる主菜(主に肉魚卵大豆製品のおかず)を摂る方って実は少ない。
特に朝食と昼食は抜けがち。
講座を通して参加者の方へ、繰り返し繰り返し、同じ話を切り口を変えながら
お伝えしていく。
地道な活動です。
でもね、現在の自分も「完璧か?」と問われれば、全くそんなことはないわけで。
かくいう私も、朝や昼は忙しい時など軽めに済ませてしまうこともあるし、現実的に時間がなかったりと意識していても不完全です😑
なので、講座に出ると常に参加者さんと一緒に学ぶ気持ちでいます。
そして開催側なのに帰り道、一人反省会をしていることもあります。
やりたいことができるように健康でいる。
健康だからやりたいことができる。
どっちが先かわからないけれど、私は前者でありたいな。
講座の中で、「タンパク質のちょい足しレシピ」なども紹介したので今回はお土産に
鰹節ときなこが付きました↓
ほんと、食事と健康って直でつながっているし、結果が数年後、数十年後に突如やってくるので日々意識して暮らさないとすぐに乱れちゃいます。
自分の食生活も改めて反省する良いきっかけの講座でした😅
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